モンベル?ナンガ?テント泊登山に向けて、シュラフを考える
テント泊登山に向けて、去年から準備を進めてきたアイテムもいよいよ最後。
残ったのは、
シュラフ
寝袋です。
今回はかなり悩んでいる自分のシュラフ選びについて書きます。
どのシュラフがいいか
1年ほど前この記事を書いた頃はモンベルのバロウバッグ#3にしようかと考えていました。
mont-bell バロウバッグ#3
しかし、他の方のブログなども見てシュラフの事を知り、考え直しました。
登山で使うことが前提ですので、まず軽い方が良い。
そして、パッキングを考えると、小さく収納できる事も大事です。
シュラフは大きく分けると、ダウンと化繊に分けられます。
同じ使用温度帯のダウンシュラフと化繊シュラフを比べると、化繊のシュラフはとても大きく重い。登山にはあまり適さないシュラフでした。
登山には割高ですが、軽くて小さく収納できるダウンのものが適してると分かりました。
注意点
ダウンのシュラフは濡れに弱いというところを忘れてはいけません。
濡れてしまうと、保温能力がだだ下がりです。
テント内が結露する環境・寒い時期の使用時でシュラフカバーなどが必要になる場合があります。
ブリーズドライテック U.L.スリーピングバッグカバー
安くないですが、ダウンシュラフにはつきものみたいです。
これは別途購入することになりそう。
シュラフのグレード
ダウンのシュラフにすることは決めました。
次はどのグレードのシュラフにするかで悩んでいます。
暖かいシュラフがいいのですが、暖かさに比例して重さ・収納した時の大きさ・値段も大きくなっていきます。
自分の使用したい環境を考えて適しているシュラフを探す必要があるのです。
その時重要になってくるのが、シュラフの説明に書いてある
●コンフォート温度(快適温度)
●リミット温度
●エクストリーム温度
これらはEN Rating 13537(ヨーロピアンノーム)という、保温力表示を統一するためにEU諸国で決められた規格です。
モンベルの公式に分かりやすく書いてあるので、参考に。
私が狙っているモンベルのダウンハガーもこれで表記されています。
自分の使用環境からグレードを選ぶ
他の方のブログやレビューも参考にしつつ、自分なりに出した基準は、
「コンフォート温度はミドルレイヤーまでを着込んで快適に寝れる温度」と想像。
公式的な基準とは少しずらしました。
つまり、シュラフカバーやカイロを使ったり、厚着をしたりと、防寒対策により快適に寝る事ができる温度は変わります。
もちろんテント泊を経験してないので「だろう」という推測ですが、年末のキャンプでゾウさんが−4度の中ダウンハガー800 Women’s #3にカバーをし、そこそこ着込んだ状態でぐっすり寝たことも考え、予想をすることが出来ました。
もちろんこれは、個人差はあると思います。
自分のテント泊の目標は、秋の涸沢。
ヤマレコ:涸沢ヒュッテ
ということで9月の最低気温は5、8度。
更に冷え込むことももちろんあると思いますが、これを参考にするとダウンハガー800 #3辺りがいいような気がします。
ダウンハガー800 #3
これ以上寒い氷点下になるならば、♯2ではなく、もっと上の方がいいとモンベルの店員さんに言われたこともあり、決定です。
やっとシュラフのグレードが決まりました。
では購入と、思ったのですが・・・。
メーカーで迷う
あとは買うだけ!となったのですが、
他に検索に引っかかってくるシュラフが気になってしまいました・・・。
それはナンガのシュラフ。
安心と信頼のメイドインジャパンです。
モンベルシュラフとはまた違い、独自の特徴を持っています。
ナンガから出ているシュラフのオーロラシリーズ
AURORA light 450DX
表面生地が独自の生地で覆われており、別にシュラフカバーが必要ありません。
そしてUDDシリーズ
UDD BAG 450DX
中のダウン自体が撥水して濡れを防いでくれます。
ダウンの最大の難点である濡れの弱さを補う製品です。
モンベルシュラフしか頭になかった私を悩ませ始めました。
もちろんモンベルシュラフだって魅力があります。
私が購入しようとしているダウンハガー800シリーズは別途シュラフカバーは必要にはなりますが、表面には撥水加工が施されています。
そして一番の魅力はシュラフが伸びるストレッチシステム。
伸びるというと誤解があるようです。
とても上手く縮んでくれている。
だから伸びるわけです。
例えば寒い時、寝袋の中で着替えたりと、モゾモゾするのに勝手がとても良い。
他のシュラフでは、ここまで伸びません。
あとは、肌触りがとても柔らかく、気持ちいいです。
いくつかのメーカーのシュラフを触りましたが一番好きでした。
ここまできたら、納得がいくまで悩んでから購入したいと思います。
近々雪山に挑戦したい。
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