人気の「グレゴリーズール35」を購入したのでスタウト35と比較してみる
登山によく一緒に行っている友人が使っているザックがグレゴリーのズール。
それで気になり始め、結局色違いで購入しました。
今まで自分が使っていたスタウト35(旧モデル)との比較しながら、紹介したいと思います。
ズールの特徴
なんといってもズールの特徴はメッシュ状になっている背面。
何度か借りて背負ってみたのですが、自分の使っているスタウトとは、正反対とも言えるザック。
ザック裏全体を分厚いパッドにする事で背中から包み込むように背負い、
重さを分散させるスタウトですが
ズールはショルダーベルトと腰の部分だけで荷重を受けます。
しかしそれによって、背中の大部分をメッシュ状にしています。
さらに、背中とザックの間に空間ができていました。
と、いうことは・・・
そう、涼しい
登山中は、背中もかなりの量の汗をかきます。
背中全体に分厚いパッドが接しているスタウトではザックを下ろすと背中がびしょびしょでした。
その点ズールを背負っている友人は、まーサラサラ。
夏場など暑い時はぜひ使いたいと購入を考えていたところに・・・
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買ってしまいました!
ズールを使ってみた感想
先日、ズール35デビューに大菩薩嶺に行ってきました。
暑いとは思っていたのですが、気温が28度付近まで上がっていました。
しかしそんな中でも
背中サラサラです
ザックが接しているショルダーや腰の部分は濡れていましたが、その接する部分もメッシュのパッドとなっているため、そこまで不快ではありませんでした。
そして背中の中心辺りのザックが接していない箇所は隙間のおかげで汗がすぐ飛んでいて
サラサラでした。
シャツの下ににファイントラックのドライメッシュを着ていたのですが、そのおかげもあると思います。
スキンメッシュVネックT
シャツの張り付きもなく快適でした。
相性がいいかもしれません。
気温の高い時期に使用するにはとてもいいと思います。
スキンメッシュシリーズは下着や靴下などもあり、蒸れ対策におすすめです。
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スタウトとズール、容量を比べる
私が購入したズールの大きさは、35リットル。
そして今まで使っているスタウトも35リットルです。
しかし、びっくりするくらいズールは中が狭く感じます。
背中の部分が湾曲しているため、中のスペースが狭くなっているような気がします。
ザック内の背面部にはハイドレーションを入れるポケットがありますが、1リットルのプラティパスを入れてみたらかなりの狭さになりました。
ズールにはザックの下部からのアクセスができなく下側に入れた物を取り出すのは少し大変です。
前面がガバッと開く作りなのですが、サッと出すにはザックの下部などが開いてくれると嬉しかったです。
まとめ
厚いパッドの背中から包み込むのが特徴のスタウトと、
軽快な背負い心地のズール。
どちらもいいザックだと思います。適材適所ではないでしょうか。
そして何より思ったのが、先日行った大菩薩嶺でズールを背負った人をかなりの見かけたこと。
それだけ人気のある、いいザックと認められているんだと思います。
近々雪山に挑戦したい。
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