紅葉時期の登山服!汗冷えと風対策「パタゴニア R2・スキンメッシュ」など
猛暑の連続だった今年の夏も終わり、
朝晩は涼しく過ごしやすくなってきた今日この頃。
関東地方で涼しくなってきたねえなんて話をすると、
標高の高い場所ではすでに紅葉が始まっています。
標高の高い所から始まり、1か月もすれば、平地でも見頃になることでしょう。
一年で最も混雑する時期です。
ケーブルカーやゴンドラなどがある山はとても賑わいます。
紅葉時期のリフトの大渋滞は何度も経験してきました。
中でも高尾山の賑わいは群を抜いてすごかったです。
上駅で良く目にする光景
リフトやゴンドラの上の駅で寒い寒いという会話。
標高が100メートル上がると気温は0.6度下がると言われています。
また、風速1メートルの風を受けると体感で1度下がると言われています。
木曽駒ケ岳(中央アルプス駒ケ岳ロープウェイ)を例にすると、
木曽駒ケ岳の標高2956メートルですが
ロープウエーで行ける最高地点は標高2612メートル。
起点のしらび平からロープウエーに乗ると一気に950メートルも標高を上げる事になります。
それだけで気温は平地と比べ約5.7度下がる事に。
部屋でエアコンの設定温度を5度下げたら、そりゃ寒いです
家を出るときは半袖でちょうどいいかもしれませんが、やはり、一枚羽織る物は準備したいです。
秋の登山
紅葉を見に観光地に行くというならば上着を一枚持つだけで済みそうですが、登山の場合はそうはいきません。
大抵の山ではリフトやゴンドラなどの上の駅から、さらに山頂を目指します。
徒歩ですので、急激な温度の変化はないのですが、変化はとても大きいです。
同時に忘れてはいけないのが、遮るものがない山には風が強く吹くという事。
「山風」「谷風」という山肌を駆け抜けて行く風
尾根に出た時などに一気に吹き付けてくる風
とても冷たいです。
標高による温度の変化と、
風による体感温度の変化。
これに対応しなくてはなりません。
紅葉時期の登山の服装
場所や気温によって服装を考える訳ですが、
ベースレイヤーの上にもう一枚着るなら
行動中も着続ける事ができる、汗抜けが良いミッドレイヤーをやはりお勧めします。
パタゴニア R2
歩き出しは気温が低く寒くても、登りになると暑くなり汗をかきます。
暑い寒いが入り乱れるのが登山だと思います。
でも登山での脱ぎ着って本当にめんどくさいです。
かといって我慢はよくないです。
風対策
登山での服装による風対策で有名なのが、
風は防ぐが、汗などの蒸気は抜ける透湿性があるウインドストッパーという生地を使った登山服
ソフトシェル(マムート Ultimate Hoody Men)などが有名ではないでしょうか。
マムート Ultimate Hoody
しかし、個別に用意するとなると荷物もかさみます。
そんな時は登山を始める時用意したであろうレインウエアで代用しましょう。
私のレインウエアの主な使い道は風対策でした。
ファイントラック エバーブレスフォトンジャケット
汗冷え
そして、私が一番対策が必要だと思うのが、汗冷えからの寒さ。
汗を吸ったシャツが汗を発散しきれず濡れたまま風で冷やされる事でおきてしまいます。
それを防いでくれるのが「ドライレイヤー」
ファイントラック スキンメッシュT
オススメです。
プラス耳を隠せる帽子や手袋などもあれば、間違いないですね。
せっかくの綺麗な紅葉も寒さに震えていては満足に楽しめないのではないでしょうか
荷物になるかもしれませんが暑かったら脱げば良いのですから、
余裕を持った服装で一枚多めにを心がけていきたいと思います。
近々雪山に挑戦したい。
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