焚火台で使う薪の準備「ハスクバーナの斧とモーラナイフ」
焚き火をする時や薪ストーブで使う薪って、こういうのをイメージするのではないでしょうか?
私が通販で購入した薪【前記事で紹介しています→こちら】もそうです。
しかし、こんなゴツい木に直接火をつけるとなると一苦労です。
その為、大きな薪に火をつけるために最初に規模の小さな火を起こします。
その時使う小さな薪や木材などを「焚き付け」といい、一番最初に燃え上がらせるものを「火口(ほくち)」と言います。これらは基本的に自分で作らなければいけません。
簡単にイメージ出来るものに置き換えて言うと、
割り箸を「焚き付け」
テッシュを「火口」
テッシュに火をつけて、割り箸に燃え移らせるイメージ。
この割り箸とテッシュの変わりになるものを薪から作ります。
まずは焚き付け材
細ければ細いほど火がつきやすいですが、燃え尽きるのが早いです。燃え尽きるのが早すぎると、他の木に燃え移る前に火が消えてしまい、悲しい空気に・・・。
私はいつもと木口1センチ位で作っています。
単純に大きな薪などをどんどん小さく割るなり切るなりすれば良いです。
そこで使用するのが、斧!?
自分で調べるより木こりのおじさんに聞いた方が早いと思い、電話した時の話を。
カメさん「キャンプで焚き火したくて斧買おうと思うんだけど。」
おじさん「今時斧買うのか?チェーンソー買えばいいじゃん。」
イヤイヤイヤ・・・
カメさん「冗談はさておき、持ち運びできるように小さいのでいいね。」
おじさん「そうだなお前は下手くそだから洋斧だな。」
カメさん「洋斧と和斧何が違うの?」
おじさん「名前がカタカナか、漢字か。」
・・・。
おじさん「洋斧は木を叩き割る。和斧は木を切り割る。和斧は難しい。洋斧にしとけ。ハスクバーナから出てるこれにしろ。」
このおじさん自分が使ってるチェーンソーから全てハスクバーナ。
回し者じゃないかと言うくらい勧めてくる。
結局、こちら↓のハスクバーナにしました。
ハスクバーナ 手斧 (全長38cm)
持った感じが手になじむ自然な感じでイイ感じです。大きさもキャンプにちょうどいい。
脇に置いておくだけでも絵になりますね。
斧と合わせてナイフも
上手い人が使うと簡単に見える薪割り。
両手で振りかぶるにしろ片手でやるにしろ、結構危険な作業。
小さい頃から怒られるたびに薪割りをしてきた私には生活の一部の薪割りでしたが、とてもゾウさんにはやらせられないです。
そんな中見つけたのが、ナイフを使った「バトニング」という方法。
片手でナイフを持って、もう片方の手でナイフの背を叩きます。
バトニングとは?すてきなバトニングの動画
この方法なら、比較的安全です。
ナイフ購入にあたっては、検索すると間違いなく最初に出てくるのがこちら↓
Mora knife Companion Heavy Duty MG
アマゾンのレビュー・他の方のブログなどの記事、どれを見てもほとんどの方が、最初の一本としてこのナイフを薦めているためこちらにしました。
焚き付けはこれで問題なく準備できます。
次は火口(ほくち)
これはナイフで木材を薄く削ぎます。
一つの木にいくつも作って、「フェザースティック」という物にしていきます。
上手い人が作るとそれはもう芸術品に!
これと、今回は麻紐も使って点火しました。
点火にはファイアースターター使用。
ファイヤースターター
写真に写っているファイアスターターはバリが一方向しか付いておらず、左利きのゾウさんは磨ろうにも、いまいち向きを把握できず大変でした。
結局右と左持ち替えて、右利きモードでなんとか着火できました。
右利きの人は問題なく使えます。
左利きの人は右利きモードに脳を切り替えるか、バリをよく見て左利きでも使えそうなものを選択するのがオススメです。
近々雪山に挑戦したい。
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