登山靴の最初のお手入れ!買った防水スプレーの感想「SRスプレー・アメダス」他
メンテナンスやクリーニングというと、使用した後の手入れの事だと思いませんか?
しかし、登山靴に限ったことではありませんが、汚れたからやるクリーニングメンテナンスではなく「汚れにくいようにやっておく」事が大切だと私は思います。
その一つとして、登山靴を購入した時にも店員さんに言われたのではないでしょうか?
「防水スプレーして下さいね。」
そもそも、
防水スプレーだけでいいの?
帰ってきて、汚れた靴にそのまま吹きかければいいの?
など疑問はあると思いますが、先ずは登山靴を手に入れたら一緒に防水スプレーも用意しましょう。
今回は自分が使っている防水スプレーを紹介したいと思います。
防水スプレーの種類
防水スプレーと言っても多種多様な商品があります。登山靴に使う防水スプレーを選ぶポイントは「フッ素タイプの防水スプレー」ということ。
他によく2本セット等格安な値段で売っているのは「シリコン系」の防水スプレーだと思います。
しかし、アウトドア用品店で買う場合ほとんどフッ素タイプの一本1000円以上の高価なスプレーです。
2つの成分のスプレーは何が違うのでしょうか。
シリコン製の方は、撥水性も持続性も多く値段も割安のようです。
しかし、「膜」を作って撥水するので、ゴアテックス生地等、通気がウリな生地には使うべきではない。
一方フッ素系のスプレーは、撥水性・持続性は劣りますが、膜を作らずに繊維に張り付いて撥水します。
こちらは、通気性を損ないません。
そういうわけで、多くがゴアテックス生地の登山靴(登山アイテム)には、フッ素系のスプレーが適しています。
現在使っている防水スプレー
数種類の防水スプレーを買ってみた中で、現在使っているものを紹介します。
全てフッ素系スプレーですので、ゴアテックスを使っている登山靴にも通気性を損なわず安心して使えます。
モンベルSRスプレー
皮を使っていない合成繊維の靴にはこれです。
さすがモンベル製というか、あからさまに効果が続きました。ただ、厚く塗ってしまうと、白く成分が固まってしまうことがありました。
同じところに一気に厚く塗らなければ大丈夫です。
アメダス
私のスカルパ レベルGTX、ぞうさんのキャラバン GK83。
どちらもアッパー部分に合成皮革と合成繊維を使っている登山靴です。
このアメダスのスプレーはどちらの生地にも対応しています。しかし、革製品への保革のことが書いていないので、別に保革が必要かもしれません。
しかし何より、値段がリーズナブル!登山に行くたびに使用するので、あっという間になくなっています。
なんだかんだで一番使っています。
コロニル万能防水スプレー ナノプロ
革製品のメンテナンス剤を多く出している ドイツのコロニル製品。
個人的な体感ですが、水弾き効果が高いと思いました。
ただ、お値段も少々高めです。
値段を考えなければ、革製品であればこれを使用していると思います。
おまけ
最後は、靴用で購入したのではないのですが、こちら↓をヌメ皮にも使用できるようなので購入しました。
コロニル防水スプレー ウォーターストップ
バッグや財布などの革製品に使用しています。が、ゴアテックスにもオススメと裏に大きく書いてありました。登山靴にも使えますね。
こうしてみると自分が使ってきたものだけでも色々と種類がありました。値段や効果に差があり、一概にどれがベストとは言えませんがアウトドア用品にはかかせないアイテムですのでお気に入りの一本を探してみて下さい。
近々雪山に挑戦したい。
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