登山靴の手入れ手順とコロニルクリーニングブラシ

登山靴の手入れ手順とコロニルクリーニングブラシ

以前の記事で、登山靴に使える防水スプレーの事を紹介しました。

今回はその防水スプレーなどを使った私なりのメンテナンス方法を紹介します。

登山靴を購入したら一緒に防水スプレーも用意してください。

防水スプレーを吹きかける理由

防水スプレー登山靴のお手入れ

  • 浸水を防ぎ、防水透湿性能を助ける
  • 泥やホコリなどをつきにくくし、メンテナンスやクリーニングをやりやすくするため

登山靴を履いて出かけるのは、登山道です。
泥をかぶったり、水の中に靴が入ることもあります。

そんな時に、防水スプレーの効果で水を弾いたり、浸水を防ぐことが期待できます。

また、革製品の靴に吹きかける専用の防水スプレーの場合、防水効果と同時に保革効果もある製品もあります。

防水スプレーの具体的なレビューは前記事を参考にしていただければと思います

登山靴のクリーニングの流れ

キャラバンGK83お手入れ方法
化繊・革の靴など、私自身その時々いろいろなサイトで勉強しました。もちろんサイトによってこれはしなきゃいけない・ここまでしなくていい等、差がありました。

どこまでやるか・どうやるかは、やはり自己責任というところでしょうか。ですので私のやり方として書きたいと思います。

靴の購入時

まずは意外と忘れがちですが靴の購入時
軽くホコリなどを払ってから防水スプレーでコーティングしてあげましょう。

登山から帰ってきてから

外で履いた靴には多かれ少なかれ泥やホコリがついていることでしょう。

その上からスプレーをしてしまうと、そのまま汚れも靴に染み付いてしまいます。
泥汚れなどは靴にダメージを与えてしまうため、汚れは落としてあげましょう。

工程を分けると

乾燥させる→汚れを落とす→(皮製品の場合は保皮)→防水スプレーの順です。

①まず始めに

登山から帰ってきたら、インソールを取り出し、靴紐を取ります(靴紐は別で中性洗剤で洗います)。

②靴底に泥の塊などがある場合

靴底に泥の塊などがある場合は、簡単に取り除きます。

③靴を乾かす

そのまま日陰の風通しが良いところで 一日かけて靴を乾かします。

④乾燥したら

表面の泥なども固まっているはずです。靴をメンテナンスするブラシで丁寧に泥を払います。
汚れがひどい場合はコロニル ナノ コンプリートを使用しています。吹きかけて、30分くらい放置してからブラッシング。
コロニル 防水スプレー ナノ コンプリート
靴底、ミッドソールには[コロニル] クリーニングブラシ

アッパーなどにはコロニル コロニル 馬毛ブラシ

と言う様に使い分けています。

⑤汚れを落としたら

汚れを落としたら、革を使った製品の場合は保護のために保革をした方が良いです。防水スプレーに保革成分が入っているものもありますが、私は別に行っています。

私のスカルパGTXには↓のコロニル 防水ワックスを指にとって革部分に塗り伸ばしています。

ゾウさんの登山靴キャラバンGK83のようにスエード革が使用されている靴でスエードの風合いを残したい場合、専用のワックスを使うと良いでしょう。

保革クリームを塗ったら馴染ませるために、汚れを落としたブラシとは別のブラシでブラッシングしています。

⑥保革クリームが落ち着いたら

保革クリームが落ち着いたら、最後に防水スプレーをかけます。
保革を個別にしているので、保革成分が入っていないスプレーでもいいと思います。私はスプレーは数回に分けてしっかりとかけています。

一度に厚くかけると、白く乾いてしまったりしまいますので、注意です。

一番こちら↓をを使っています。

⑦最後に

防水スプレーが乾いたら、仕上げブラシでブラッシングします。

以上が登山後に毎回やっている私なりのメンテナンスクリーニングです。

おわりに


ここまでやる必要あるの?と思われるかもしれません。

実際私が登山靴を購入した時、店員さんに言われたのは、

「帰ってきたら、乾かして、防水スプレーして保管してください。」でした。

しかし、せっかく買った登山靴です。できるだけ長く付き合っていきたいと思いますし、何より手入れしている時間が私は好きです。

他にもできることがあれば、やっていきたいと思います。

この記事を書いた人
カメさん カメラを持って登山します。キャンプも好き。
近々雪山に挑戦したい。
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