【5月GW上高地】至れり尽くせりの徳澤キャンプ場へ行ってきた。ビギナーにオススメ!

【5月GW上高地】至れり尽くせりの徳澤キャンプ場へ行ってきた。ビギナーにオススメ!

2019年のGWは長い人は10連休・・・なんという事でしょう。
私も10連休とはいきませんでしたが、連休を取ることが出来ました。

どこへでも行ける!と意気込んだものの、一緒に行く友人とゾウさんは運動不足

という事で、リハビリを兼ねて緩めの工程で考えたのが、上高地でのキャンプ。

いずれは行ってみたい涸沢や、槍ヶ岳。
上高地からアクセスができます。

一度どんなものか上高地に行ってみたい。

そして、今回目的地に選んだのは、徳澤園が管理する徳澤キャンプ場。

理由は、お風呂があるから!

さっそく渋滞!自宅出発~沢渡駐車場

GWの渋滞
ゴールデンウィーク後半戦。

昼頃にキャンプ場につければいいなと、神奈川にある自宅を朝4時に出発したのですが・・・。
さすが大型連休。

朝から渋滞にどっぷりはまりました。

めげずに中央道から長野自動車道へそして松本ICまで
松本ICからは下道を30分ほど走って沢渡駐車場へ向かいます。

松本ICを降りてしばらくすると細い山道に入ります。
まっ暗いトンネルに道幅も狭くなり、くねくねした道路に。

何度か通り慣れてる方なら余裕でしょうが、初めての私はヒヤヒヤもんでした。
運転を代わる代わる交代して沢渡に向かわれる方

最後は運転に自信がある方に任せた方が良いと思いました。

駐車場

さわんど第2駐車場GW
マイカー規制の上高地に松本方面から行く人は沢渡駐車場に車を駐車していくことになります。

かなりの広範囲に約2000台もの駐車場があり、その中にも市営駐車場と民間駐車場があります。
詳しくは→ 上高地へのアクセス 【沢渡(さわんど)駐車場周辺のご案内】

今回初めて訪れる私たちは、バスの始発点のターミナルが近い沢渡第3駐車場を目指したのですが、交通誘導の方促されるまま到着したのは第2駐車場でした。

第2駐車場といえば足湯があるとリサーチ済み。

帰りに是非行こうと話していました。
これはこれでちょうど良かったです。

この時点ですでにお昼前となっていました。

駐車場情報

5月GW 上高地にキャンプへ行ってきた。
市営第2駐車場は550台収容。

私たちが到着した昼前時点で8割くらい埋まっていました。

24時間出入りできる機械式駐車場で近くにトイレ自販機がある。

帰りに足湯しましたが、気持ちよかったです。
入り口にタクシーの停留所があり、無線で連絡取り合って常に待機している様です。

駐車場~上高地バスターミナルまで

5月GW足湯公園駐車場から上高地バスターミナルへタクシーで向かう
予定ではバスで上高地に向かおうとしていたのですが、今回3人で来ていることもあり、タクシーを使うことに決定。

沢渡地区から上高地バスターミナルまで

バス:大人1人、往復の料金が2050円。

タクシー:片道の料金(定額)4200円。

4人で利用したら、バスと同じ料金になります。
バス停まで歩かずに自分のタイミングで上高地に行ける。
何より座って行ける。

タクシーの運転手さんの話を聞きながら、時間的には20分ほどでしょうか。
憧れの上高地に到着。
5月GW上高地バスターミナル到着

去年行った立山は駐車場でマイカーを降りてから バスやゴンドラを乗り継ぎ、約2時間かかってやっとの室堂。
それと比べたら、上高地はあっという間についてしまった気もしました。

今まで雑誌やYouTube、ブログなどでみてきた「上高地バスターミナル」。

自分が目指したい場所はもっとこの先ですが、スタート地点までは来れた気がします。

上高地バスターミナルから河童橋へ

5月GW上高地バスターミナル水場
上高地バスターミナル、今回の目的地の徳澤園にも水場はあるので、自前の水は用意していません。
バスターミナルの水場で補給したらいざ出発!

ターミナルからはまずは「河童橋」を目指します。

この辺は観光目的の方も登山に向かわれる方もいてThe観光地な雰囲気。

梓川・河童橋・穂高岳 どーん!
5月GW上高地
5月GW上高地
みなさん写真撮影で河童橋周辺にかなり停滞していました。

河童橋から明神館へ

5月GW上高地
河童橋を渡り、自然探勝路を通り明神館を目指します。

河童橋から先は木道多めでかなり整備されてはいましたが、ハイキングコース。サンダルでは辛いかもしれません。

ほぼ平らの道を1時間ほどかけて明神橋に到着。
5月GW上高地木道へ分岐
ここからの明神岳を撮影したかったです。
吊り橋 揺れました。

そして明神橋の近くには穂高神社奥宮があります。
御朱印帳を忘れたゾウさん・・・ またきましょうね・_・

上高地バスターミナルから周回散策すると分岐になる明神館。
5月GW上高地へ明神館到着
沢山の方が休憩されていました。

明神館から徳澤園へ


お腹がすいたので明神館でそばをいただく。

腹ごしらえもすみ、ここから約1時間徳澤園を目指します。

左手に見える明神岳の存在感。
2019年5月GW明神岳を眺める
そして道端に現れる さる!!!

私の田舎では、さるは畑の作物を荒らし、気をぬくと食料を取っていく。
威嚇し、威嚇され、猿よけを施したりと、かなりの敵対関係ですがここのさるは平気ですぐそばをすれ違っていく。
こんなに干渉してこない自然のお猿は初めてでびっくり。

慣れない重いザックでヒーコラ歩く。
5月GW徳澤園到着
約1時間ほどでカラフルな色のテントとロッジが見えました。

テン場到着

5月GW徳澤キャンプ場到着
大型連休と言うこともあり、テントが沢山。
私たちもテントを張る場所を探しつつ、宿泊の手続きをする。

キャンプ場は広いので場所は十分確保できました。

5月GW徳澤キャンプ場徳澤園で受付する
徳澤園のロビーエントランスはとてもとても良い匂いがしました。

受付をして証票ゲット。

余談ですが、去年の立山や、瑞牆山の富士見平では黄色のテントが多かった気がしましたが、今年はオレンジが多かったように感じます。

もうMSRエリクサー3の設営も慣れたもの。
見た目重視で購入していたカッコイイMSRのハンマーも持っていきました。

MSR ステイクハンマー

テントの設営ができたら、カメラを持って散策。
徳澤キャンプ場水場
水場で水を汲み、売店でビールをゲットし、テントでプチ宴会。

売店には、テントのペグなどもあり、前もって申し込んでおけば、レンタルテントも使用できる。
手ぶらでキャンプができますね。

この先の涸沢や槍ヶ岳などに向かうであろうヘルメットや雪山装備 スキーを持った方、
蝶ヶ岳への登山口もあり、出発準備をされる方
私たちの様にここを目的地にキャンプをする方
様々な人が集まるキャンプ場でした。

せっかくなので山小屋夕飯お風呂

5月GW徳澤キャンプ場徳沢ロッヂ
隣接する徳沢ロッヂにて夕ご飯の予約を取りに行きました。

一定数に間に合えば、テント泊の方にも夕飯を提供してくれる様です。
鮎の焼き魚定食とハンバーグ定食とカレーの選択肢がありました。

そしてこの徳沢ロッヂ
みんなお待ちかねのお風呂(800円)があります。

しかも、シャンプーリンスボディーソープ備え付け。
バスタオルやタオル、歯ブラシは販売がありました。

登山に来るとどうしても汗をかいてしまいます。
そこでお風呂があるとないとでは夜いかに気持ちよくねれるか、かなりの違いがあります。
とてもありがたい!

夜7時にもなるとかなり真っ暗に。
5月GW徳澤キャンプ場夜
夜のライトに照らされた徳澤園や色様々なテント。
そして星空を撮影しに少しテント場から離れたところに出かけました。

この頃にはかなり冷え込んでダウンなどフル装備。
寒さ対策はがっつり必要です。

新しいエアマットを試す

サーマレスト、コンフォートライトS.I.マット
今回新しいアイテムとしてインフレーターマットを持ってきました。
サーマレストのパタパタマットでも十分ですが、もう一段階上の眠りにつくために購入しました。

THERMAREST Zライト ソル

私が購入したのはシートゥサミットの製品。

SEA TO SUMMIT コンフォートライトS.I.マット


横になると、体が全く地面に接しないので、とても快適でした。

横に寝返りを打っても大丈夫。
贅沢装備なので、厳しいテント泊には持っていけませんが、比較的近場なテント場などで余裕があるときはまた持っていきたいと思います。

そして翌日

5月GW徳澤キャンプ場朝の気温
朝6時頃の気温は持ってきたTG−5で確認したところ1度。

外に出るとテントはバリバリになっており、霜が降りてました。
5月GW徳澤キャンプ場朝寒い
陽が出るまで、寝袋からでられないくらい寒かったです。
ダウンパンツが欲しくなる。

ちなみにこの日の寝ていた装備は、
床にSEA TO SUMMIT コンフォートライトS.I.マットを敷き、
寝袋はモンベル ダウンハガー800#3
中にモンベルのウォームアップシーツで寝ていました。

5月GW徳澤キャンプ場の朝大型連休中

朝太陽が昇ってくると、テント場から綺麗な景色が
寒い朝の張り詰めた空気 とても好きです。

朝の撮影の後は、朝食をとってまったり片付け
先ほどまで凍り付いていたテントが溶けてビショビショに・・・。
霜のうちに振り落としておいたほうが良く、「ミニほうき」が欲しくなる。

テントを乾かしながら片付けて、上高地バスターミナルに戻ります。

帰る


「徳澤キャンプ場」とても良いところでした。
水、食料があるので、ザックの重量調整をすることができます。

「手ぶらで着てキャンプ」なんてこともできる場所でした。

帰りは明神館からは、きた道と別のルートで帰りました。
5月GW小梨平キャンプ場の朝通過
小梨平キャンプ場を通過する。
綺麗なキャンプ場で、ここでもキャンプしてみたいですね。

5月GW上高地バスターミナル午前中
帰りもバス乗り場横のタクシー乗り場から、タクシーで沢渡駐車場へ。

荷物を車に置いて足湯に浸かってから帰ってきました。
ぬくぬくで気持ちよかったです。

沢渡市営第2駐車場(足湯公園)足湯

帰りは毎度おなじみ中央道の小仏渋滞に約1時間渋滞にはまりながらの帰宅。

天気にも恵まれ、とても気持ちの良い休日を過ごせました。
今回訪れた徳澤の先にあるのは「涸沢」。

涸沢の景色は自分が登山を始めるきっかけとなったこともあり、いつかはぜひ訪れてみたいと思います。
その為の前哨戦は充実した旅となりました。

この記事を書いた人
カメさん カメラを持って登山します。キャンプも好き。
近々雪山に挑戦したい。
←ランキング参加中◎ポチっと押して頂けたら嬉しいです!

ぞうカメ日和をもっと見る

今すぐ購読し、続きを読んで、すべてのアーカイブにアクセスしましょう。

続きを読む