マイカー規制前に富士登山挑戦-5合目駐車場が満車で困った編-
富士山登山に向けて、初めての山という不安。
一泊二日の予定で行く場合どの山小屋を利用するか、それともツアーに参加して行こうか?現地にはどうやって行く?自家用車?マイカー規制がかかったら?この数ヶ月色々しらべて準備をしてきました。
しかし、
7月の第1週梅雨真っ盛り
日本の上空には梅雨前線がどーん
天気は連日雨か曇り
そして、台風襲来
ん・・・
台風通り過ぎたら、天気良くなるんじゃ?
予想外にまさかの週末天候回復
マイカー規制にも今週なら間に合う
五合目まで車で行けるなら日帰りができる
行くっきゃない!
急な決断でしたが、金曜日の仕事終わりに、友人を拾ってゾウさんと3人で富士山に向かいました。
一番人気のある吉田ルートで行きます。
五合目駐車場へ向かうが、満車!?
マイカー規制がまだかかっていないため、向かうは富士スバルライン五合目駐車場。
そこが満車になると途中の道路脇の路肩に駐車するようです。
私たちが、スバルラインに入ったのは深夜12時を回った頃。
曲がりくねった道をどんどん登っていきます。
すると遠くで、係員の誘導灯が
「え、五合目まだまだ上だよね?」
と思うのもつかの間
係員さんが
「もうここから上は満車なんでここにとめてください」と。
よく見るとそこからの道路脇には沢山の車がありました。
時間も遅かったですしある程度覚悟はしていましたが、こんなに下とは・・・。後で分かりましたが、道路脇の「五合目まで1、5km」の看板より下に駐車していました。
深夜でも、係員の方が沢山いたので、トイレの場所など分からない事はすぐに聞くことができました。
さて私たちの予定では「駐車後仮眠をして、日の出とともに五合目から出発」。
朝4時から動き出すとしても、3時間くらいは仮眠できる。
一睡もしないで登山はまずい。
さあ少し寝ようと車のシートを倒したのですが、自分達の周りも大体同じタイミングで駐車後、すぐに五合目に歩き出す人・準備を始める人・車の中で、会話をしている人、車1台1台にドラマがあり、結局のところ、うつろうつろしてばかりで、十分とはいえない仮眠になってしまいました。
しかし、今回の登山は長丁場。時間通り出発準備をはじめ、まずは五合目に向けて歩き出しました。
車中泊を考えている方は快眠対策も十分にしておく事をオススメします。
五合目到着。富士山保全協力金とは
スバルラインを徒歩で25分ほど歩いてやっと五合目に到着。ここまでの駐車場はもちろん満車。
トイレ休憩と靴紐などをチェックし、ここからいよいよ始まります。
ちょうど日の出の時間となり、五合目の見晴台みたいなところから、とても綺麗な日の出を見ることができました。
早朝でしたが富士山保全協力金のテントとスタッフの方がいらっしゃいました。
山梨県富士山保全協力金
美しい富士山を後世に引き継ぐために実施されています。登山者から頂いた協力金は、富士山の環境保全対策、救護所の拡充などの登山者の安全対策、信仰の対象、芸術の源泉として富士山が有する価値の情報提供等といった事業に使われます。
2017年では基本1000円で富士山保全協力者証の木札(記念品) がもらえます。
写真の木札と、登山ルートマップ等が載っている小冊子をいただきました。
温泉やホテル等の入浴料や宿泊料等の割引が受けられます(詳しくは山梨県-富士登山をされる皆様へ)
順調!6合目へ向かう
五合目から緩やかな登りを歩く事50分ほどで六合目に到着。
斜面をジグザクに伸びる登山道と、その途中途中にある山小屋が見えます。
これぞ富士山!
今見えてる一番高いところ、そこが頂上ではないとわかっていてもそれだけでもとても高い。
六合目からは道も岩場が多くなり、傾斜もきつくなります。
時には手も使いゆっくりと登っていきます。
また、今回一緒に行った友人が、金剛杖に焼印を集めていく事になり、吉田ルート登りにあるすべての山小屋で休憩&焼印タイムを取って進むことにしました。
まとめ
マイカー規制直前という事で、駐車場は予定通りの場所に停める事はできませんでした。
5合目まで少し距離のある場所に停めざるを得なくなる可能性もあるので、予定はゆとりを持って立てておくと安心です。
六合目までは比較的緩やかで歩きやすいです。
しかし、ここから本格的な登山道が始まります。
日帰り富士登山挑戦-ザレ場に体力削られる編-
近々雪山に挑戦したい。
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