テント泊登山ぐっすり眠るためには?テントマット比較

テント泊登山ぐっすり眠るためには?テントマット比較

1泊2日の登山。ワクワクしてなかなか寝付くことが出来なかった、なんて事になると不安定な体調のまま翌日の山行をこなす事になります。

1日目の疲れをとり、2日目につなげる

できるだけ質の良い睡眠をとりたいですね。

そのために活躍してくれるのが「テントマット」。 以前からサーマレストのZライト ソルを使用していました。今回、 シートゥーサミットのコンフォートライトS.I.マット を新たに購入したので使用感を比較しながら紹介します。

基本のマット「Zライト ソル」

厚さは約2センチ。レギュラー(R)の大きさは51×183 重さは410グラム。

愛用している方も多く、テントマットで迷ったらとりあえずこれを買っておけば大きく間違えることはないであろう一品です。

THERMAREST Zライト ソル

テント泊だと自分で担いで持っていかなければならないため、より軽量で快適なものがほしい。なんて考えていると自然と選択肢に入っているかと思います。

真冬のオートキャンプ場 −5度ほどの場所で使ったことがあります。 あるのとないのとでは全然違う、地面からの寒さを遮断してくれているのを感じました。 (もちろん体感なので個人差はあると思います。)

普段ベットや布団で寝ているのと比べるとゴツゴツ感はありますが、マットの凹凸が地面の凹凸を軽減してくれています。なので環境によっては体が痛くなる場合もあります。

パタパタ折って、ザックの外に縛りつけて持ち歩くことも可能なので、コンパクトとは言えないですが、収まりで悩むこともほぼないかと思います。

重さ、持ち歩き、形状や登山での使用感。これらのバランスを考えると使いやすいのがこのマットだと思います。

より良い睡眠のために インフレーターマット

使い勝手の良いzライト ソル。しかし2cmと薄めなので体が痛くなることもありました。もっと、より良い睡眠がしたい!と思い、インフレーターマットを購入しました。

インフレ―ターマットは、中にスポンジ状のものが入っており、栓を開けるとある程度まで自動で空気を取り込み、空気をさらに吹き込むことでふかふかのマットになってくれます。

Zライト ソルと比べて地面の凹凸の緩和が大きく、寝心地が良い。

私が購入したのはシートゥーサミットのコンフォートライトS.I.マットです。

コンフォートライトS.I.マット

サイズは全長183×幅51。厚さは5cm。重さは650g。 収納サイズはφ14×26cm

zライトソルと比べて240gほど重いです。

ぞうさんのために女性用も購入しました。

コンフォートライトS.I.マット ウィメンズ

女性用のサイズは170×幅53。厚さは同じく5cm。 収納サイズはφ16×27cm 。重さは665gで先ほど紹介したレギュラーサイズより15gほど重いようです。

幅や冷えを感じにくい設計によるものかな?今回比べてみてちょっと重いのは意外でした。

R値 (熱抵抗値) は4.0と今回紹介した中では断トツで高い。zライトソルは 2.6 でコンフォートライトS.I.マットは 2.7 。

数値が高い方が 断熱効果が高いので、冷えないようによく考えられているんだと思います。

シートゥーサミット コンフォートライトS.I.マットを使ってみて

重量と、収納時の面積が増えるので、持って行く場所は限られると思います。

去年の立山の雷鳥沢キャンプ場 や

関連記事:立山・雷鳥沢キャンプ場で初めてのテント泊デビューしてきた話

上高地のキャンプ場などさほど歩く距離が少ない場合や荷物に余裕がある場合にぜひ持っていきたい装備です。

GWに上高地で初めて使用しました。

関連記事: 【5月GW上高地】至れり尽くせりの徳澤キャンプ場へ行ってきた。ビギナーにオススメ!

厚さが5cmあり、マットの上に横になってしまえば地面に体が接しないので、地面の凸凹を感じることがありません。

寝返りがしやすく寝心地がよい。

このマットの表面には滑り止めがついているので、寝ているうちにズルズルと滑りにくいです。

私が使用していたコンフォートライトS.I.マットのR値は2.7。

参考までに朝霜が降りた徳澤キャンプ場で、モンベルダウンハガー800#3との組み合わせで寒さを感じずに朝まで寝ることが出来ました。

持ち物に余裕があるなら、 睡眠の質が上がる インフレーターマット

おすすめです。

この記事を書いた人
カメさん カメラを持って登山します。キャンプも好き。
近々雪山に挑戦したい。
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